看板造りのいろは

私のように個人でお店の経営をしている方は開店準備を全てやらなければならないため大変な反面、その一つ一つの作業に嬉しさを感じるものです。

特に看板作成はお店がやっと形にできたという達成感を得られるのでとても楽しいのがメリットです。

しかしそれと同時に看板作成は作成者のデザインセンスが問われる物でもあるので、慎重に作成しなければなりません。

私も最初は自分で作成していたのですが、これはあまりお勧めできる方法ではありません。

というのも初めてお店を経営する人はその期待からお店で何か造るといった時に、加算型で物事を考えてしまう傾向が強いのです。

そのためお店を分かり易く紹介するための看板なのに、その書かれている内容にお店のあれもこれもという様にデザインに加えていって結果的に分かりにくい看板が出来上がってしまうのです。

なので販促物等を作成する時は必ず第三者に依頼して、最低限のデザインで完成させるような工夫が必要なのです。

私も最初作成した販促物は自己紹介の作文のようだ友人に言われてから気づき、結果的に材料費を浪費しただけという徒労に終わりました。

また専門家等の第三者に依頼するメリットは大量製作ができるという点も挙げられます。

個人で販促物を大量に作る場合作れる内容もせいぜい紙のチラシぐらいで、看板を何か所も設置するような大型店舗を経営する場合は一人でなんとかできる労力の限界を超えてしまい、安全面の観点からもとても危険なのでやめたほうが良いです。

私も販促物を大量に作りすぎて、最後の方は紙で腕や足は切り傷でいっぱいで関節は非常に痛み、筋肉痛まで発症して開店初日はボロボロの姿で接客しました。

しかしプロのデザイナー等に依頼すれば、最短でも2週間前後で自分が作る物よりクオリティが高く、そして低コストな物が出来上がるのでこれから販促物造りに取り掛かる方は必ず専門家に依頼するようにしましょう。

また販促物を設置する場所も非常に重要で、大きい販促物は目立つ所に設置しても構いませんが、店内等に販促物を設置する場合は売り場の動線を考えて設置するようにしてください。

例えば売れ筋商品の近くに大きい販促物を設置してしまうと、それだけで買い物客を邪魔して不快感を与えてしまう事になるためそういった場合は壁に掲示するタイプの小さい販促物にする事をお勧めします。

私も最初はこういった販促物の設置場所を考えずに設置したため、買い物に来たお客さんに邪魔ですと直接言われてしまい片づける時には蹴とばされたのか下の方がボロボロになっていたので、販促物の作成は設置場所とデザインを慎重に考えた上で設置してください。

習字教室の看板と趣味につながるチャンス

今まで無趣味で生きてきたので、何もないのはどんなものかと思っていました。

会社員として働かせてもらっていることは、この不況の時代にはありがたいことですし、小さな会社で、毎日大体定時には終わります。

夕方からの時間は、そのまま帰ってもやることがないので、大きなショッピングモールを歩いて、商品をいろいろ見たり、ショッピングをしたりの毎日です。

1回にたくさんの買い物をするわけではないけれど、そんな無趣味日々でした。

地方暮らしなので車通勤をしているのですが、いつもは仕事帰りは、ショッピングセンターへ行っては、買い物したり、本屋に立ち寄ったり、お茶したりしていたのを、少し変えてみることにしました。

せっかく車通勤なのですし、その日はショッピングモールではなく、住宅街を走りドライブをして帰ろうと思ったのです。

住宅街は整った町並みで、まだ夏だったので夕方といっても明るかったです。

住宅街は何もないと思っていたものの、ふと気になる看板を見つけました。

それは奥ゆかしい門構えの大きな家の前にあった、書道教室という文字です。

子供の頃お友達が、書道の時間にすごく習字が上手で、すごいなと思って嫌のを思い出しました。

今まで書道なんて関心もなかったし、仕事でそもそも文字を書く事が少なかったです。

計作業の仕事をしているので、ちょこちょこ動くか、パソコンで入力するかなので、文字を直接書くことがなく、しかも習字なんて全く無縁です。

その日はその習字教室の看板が、やけに頭に残ってしまって、翌日もその通路で帰って、思い切って看板にあった電話番号に電話をしました。

上品な女性が電話に出てくれて、習字教室のことを教えてくれました。

行動が早いかも知れないですが、その翌日には体験入学的な感じで、試しに習字を習うことにしたのです。

1日来てみて、試してみたらいいですよ、という甘い言葉につられて、早速出かけました。

体験は無料でさせてもらえて、筆も持っていなかったので、全部貸してもらえました。

文鎮に墨に習字の筆という、なんとも日本の昔からの、素敵な景色になんだか楽しさがこみ上げてきました。

普通に今の時代を生きていると、半紙なんてお目にかからないですし、筆で文字を書くとは小学校の習字の直にライでした。

これがなかなか習字とは奥が深いものであり、心まで落ち着く時間を過ごせることになったのです。

習字を通して、これは趣味になるかもと感じました。

 

引用元:看板 大阪 おしゃれ

最終更新日 2025年4月25日


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